今いじめを受けるお子様を持っていて、客観的になぜいじめられているのかが分からない。一体どういう人がいじめられないのだろうか?と思っていませんか?

いじめられない人はある一定の特徴を持っています。それは「周りから信頼されたり、尊敬されたりしている人」であるということです。これだけでは抽象的ですので、具体的にどのような行動をしている人がいじめられないのかについてお伝えしていきます。

1.明るい人はいじめられない

いじめを受ける人は大抵、暗い顔をしています。発言内容も行動も挙動も全てを総括して、自信を持つことができていない人が多いです。その中で、いじめられない人は次のような特徴を持っています。

1-1.いつもポジティブな人はいじめられない

どんな時でも笑っていて、会話の中心にいる人はいじめられません。ではどのような人が会話の中心にいるかというと、ポジティブな考え方ができる人でしょう。

例えば、いくら天気が悪くても「雨かぁ。学校行くのだるい」とは言いません。なぜなら、周りの人の気分を害するからです。一方で、明るい人は「友達と〇〇できるから楽しみ」という考え方をします。ネガティブな要素がどれだけあっても、常にポジティブな話や物事を探して、それを取り上げて話しています。

1-2.他人を否定しない人はいじめられない

あなたの友達があなたのことをバカにしてきたらムッとしますよね。それをしてこない友達は、素敵な人だな、良い人だなと思うと思います。

友達や話し相手のことをバカにせずに、素直に話を聞いて、共感してあげることで、その場の雰囲気が和みます。

例えば、お子様の頭が良くてテストの点数が80点を取れていて、友達から「今回のテスト50点も取ったなんか、俺にしては良くやったと思わない?」と言われたとしましょう。その時に否定してしまう人は「え?それだけ?俺は80点だったよ」と言ってしまいます。友達は比較して欲しいのではなく、単純にいつもより高得点を取れたことを褒めて欲しいだけなのです。

ですから、「えー!すごいじゃん!いつもより良い点数取れてて」と褒めてあげます。共感することこそが、明るい人であり続ける秘訣なのです。

2.正直な人はいじめられない

2-1.嘘をつくと信頼を失う

そもそも論として、いじめられない人は周りの人から信頼されています。一方で、いじめを受ける人は信頼をされていないもしくは、あまり周りからよく思われていないことが多いです。

私の友達でこのような人がいました。学校に行くと、このゲームもあのゲームも持っていると豪語するのです。それならばみんなで遊びに行こうというと急に渋り出すのです。とはいえ、子供ですからゲームで遊びに行きたいので家まで行くと、「実はゲーム持ってないんだよね」と告白されました。

このような言動は周りからの信用を失ってしまい、「あいつはいつも嘘つきだからいじめても良いだろう」と思われてしまいます。ですから、嘘つきが原因でいじめられないようにするためにも、嘘はつかないことが大切です。

2-2.正直な人は自分に自信を持っている

面白い時は面白い、嫌な時は嫌、自分の好みの食べ物はこれ!と思っていることを素直に正直に友達に話すことができる人は、オープンな人という印象を持たれるのでいじめられません。嘘をつく心理は、自分に自信がないため、嘘の事実で自分をより強く見せようとするのです。

一方で正直に伝えるということは、自分の考えに自信があるからこそそれで戦うことができるのです。

自信を持っていると、いじめられても平気だよというオーラを作ることもできますし、それだけでなく周りの人から頼られるようになります。周りの人が頼れる人物のことをいじめるような真似はしません。ですから結果的に、自信を持っている人はいじめられないのです。

2-3.正直な人になるには?

実際にどのようにして正直な人になるか、お子様を正直な子供に育てるかということがあなたにとって非常に重要でしょう。まずはご家庭の中で嘘をつかないことを教える必要があるでしょう。

宿題をきちんとできたか?と確認するときに、「できたよ」というのであれば、「どんな宿題なの?」と確認するようにしてみましょう。それだけで、嘘をついたら見破られるのだと気づくようになります。

嘘をつくことは信頼を失うことであるという話をご家庭内でも頻繁に行っていただくことで、「嘘つきはいけないことである」と学ぶことでしょう。

3.スポーツができるといじめられない

3-1.子供の世界はスポーツマンは英雄

子供の世界でモテる人とはどのような人なのかを考えてみるととても簡単です。小学校では足が速い人、中学校では野球やサッカーができる人がモテるでしょう。それぞれの世界の憧れ像なのです。子供の世界では憧れられる人になると必然的にいじめられることはありません。

かっこいいと思ったり尊敬したりする人をいじめる理由などありませんからね。

3-2.スポーツを始めるといじめられなくなる

いじめられなくなりたいのであれば、小学生ならランニング、野球、サッカー、キャッチボールなどの遊び。中学生であれば野球やサッカーをすると良いでしょう。どこかの大会に出れるほど強くなる必要はありません。

素人の何もやっていない子供よりも少しできれば、それだけで一瞥を置かれる存在になるのです。ですから、他の人よりも少しできる人を目指していきましょう。

4.まとめ

このように、いじめられない人は周りから信頼されていたり、話しやすかったり、尊敬されていたりするという特徴があります。その具体的な行動の内容が次のような内容なのです。

  • 明るい人
  • 相手の話に共感できる人
  • 正直に話せる人
  • スポーツができる人

これらの特徴を全て身につける必要はありません。少しずつで良いので、1つだけでも身につけることができれば、あなたはいじめに悩む必要がなくなるでしょう。