最近子供が学校の話をしない。その上学校を休みがちになっている。不登校寸前だ。

子供が学校でいじめられているのは前から知っているが、何をすれば良いのか分からず 何もしないまま1ヶ月が過ぎてしまている…本当に子供には申し訳なく思っている。ダメなお父さんとお母さんでごめんね。。。

現実世界で実際にこのようなことが起こっています。実際、クラスの中の1人がいじめられている現在の日本の状況だと、このようにいじめから不登校に発展してしまうことは珍しくありません。さらに言えば、最近ニュースで話題になっているいじめが原因の自殺にもなりかねません。もしあなたの子供が自殺すれば、あなたは生き甲斐を見失ってしまうかもしれません。

このような大事件に発展する前に、たとえ小さないじめでも無くしておかなくてはなりません。小さな事もいつの間にか大きな出来事になってしまいます。そこで今回は、小さないじめをどのように解決していくかということについてお話ししていきたいと思います。主に解決していくには3つのステップを踏んでいきます。



解決策ステップ1:いじめの証拠集め

普通であれば、学校でいじめられているのであれば学校にまず相談するべきという意見が大多数だと思います。しかし正直にお話しすると、学校に相談してもまず取り合ってもらえません。ニュースでもよく言われているように、「ふざけあっていただけだと思う」などと言われて、いじめがあることを認めようとはしません。当然ですが、〇〇学校でいじめがあったなどと言われれば、世間からの評判はガタ落ちです。

しかし、もし証拠があればいじめを認めざるを得ません。証拠があるにもかかわらず「いじめは無い」などと言っていては、〇〇学校はいじめを隠蔽したなどと言われてしまいます。なのでいじめを認めて真摯に対策をしてくれるようになります。これは学校だけに限らず、全ての人に言えます。警察や役所、地域の大人の方々など、証拠があるならばなんとかしなくてはならない!という使命感に駆られます。

ただ一つ覚えて置いていただきたいことは、学校は生徒を預かる場所であって いじめがあったからといって全ての責任が学校にあるわけではないということです。いじめの責任はいじめている子供にあります。なので学校を責めてはいけません。大事なことは学校を協調していじめを解決していくことです。

解決策として最も有効な証拠とはどのようなもの?

ではいじめの証拠となるものはどのようなものがあるのでしょうか?すぐに思いつくものが、いじめている現場の映像でしょう。これが一番有効な証拠です。なぜなら確実に誰がいじめていて、どのようにいじめているのかが分かるからです。ただこれは探偵などに頼まなければなりません。個人で撮影することもできますが、いじめている子供たちやあなたのお子様にバレる危険性があります。さらに、そもそも知っている人の目の前でいじめなどはしないでしょう。

他にも写真や録音した音声、おごらされた場合はレシートとともに当時の状況をメモしておくことが有効です。また同じように日記を手書きで書くこともお勧めします。手書きであれば、本人が書いたことが認められて立派な証拠になります。またいつどこでどのようなことをされたかが分かるので、学校を説得する場合や裁判にとても有効です。

証拠リスト動画
写真
音声
レシートなどの領収書
手書きの日記

解決策ステップ2:学校に相談する

先ほど書いたように学校や警察などの社会は証拠がなければ動きません。だからと言っていじめている本人に直接接触することは避けた方が良いです。学校という場所は子供達を守る場所です。その学校の役割を破ってしまう行動をすると、ただの「迷惑な親」になってしまいます。迷惑な親になるだけくらいであれば構わないと考えるかもしれません。しかしその時は良くても、後々学校と共同でいじめ解決に向かえなくなるなどといった助けてほしい場面で助けてもらえなくなってしまいます。

いじめている本人と早く話したいという気持ちは分かりますが、まずは学校に相談するということを優先してください。その際に解決策ステップ1でお話しした「いじめの証拠」となるもの全てを持って学校に伺ってください。証拠があれば学校もいじめの存在を認め、協力してくれるようになります。

学校の先生方によるサポートは本当に心強いものです。今日誰がどのようないじめをしていたなどの詳細も教えてもらうことができます。これは先生が直接現場を見たときに限りますが、そうでなくても様々な場面で学校生活を聞くことができます。子供がいじめられている場合、学校での様子はなかなか本人から聞くことはできません。だからこそこの先生方からのお話はとても貴重なものとなります。

解決策ステップ3:いじめっ子と直接話す

ステップ1〜2を踏んできたあなたには強い味方がいます。証拠もありますし、学校にもすでに相談済みです。そしてここからがいよいよ本番です。このステップの中で最も重要なステップであり、これが成功するかどうかでいじめを解決できるかどうかが決まります。

まずは学校に相談しなければならない理由

このステップ3こそが、いじめている子供たちとの対話です。このステップがいじめ解決で一番重要であるにもかかわらずステップ2にならなかった理由は、どんな時でもまずは学校を通してから行動しなければ後々問題となってしまうからです。いじめている子供たちも学校側からすると学校が守るべき1人の生徒です。その生徒に対し保護者が勝手に接触して怒ってしまうと、その子供の保護者にクレームを言われたり、周りから変な保護者だと思われたりしてしまいます。

しかし一度学校を通して了承を得ていると、学校側としてもいじめ解決策の一つとして見てくれるようになるので、「変な保護者」というレッテルを貼られずに済みます。

最も重要な解決策:いじめている子供を叱る機会を作る

いざいじめている子供たちを叱ろうにも、子供たちと話す機会がなければどうにもなりません。この時点で学校への相談は済んでいます。なので学校側に「いじめている子供たちとの対話の機会を持ちたい」と話せば大抵は作っていただけます。そこであなたがどのように振る舞うかが重要です。ここでのあなたの行動次第でいじめを解決できるかどうかが決まってしまいます。

いじめている子を怒ってはいけない

まず初めにあなたの頭に置いておかなければならないことは、「怒ってもいじめは解決しない」ということです。ただ単に感情論に任せて怒鳴り散らしても、子供は聞く耳を持ちません。それだけではなく、大人にいじめのことを伝えたとしてさらにいじめがヒートアップしてしまいます。

私が中学生だった頃、部活の顧問の先生がいじめに気づいてくれました。そしていじめている子供を怒鳴り散らしました。しかし、いじめている子は「あー、また先生がなんか変なこと言ってるわ」くらいにしか思っていませんでした。それがあったからといっていじめが終わることもありませんでした。その直後には格好だけ謝ってきますが、また繰り返しいじめてきます。

ここで何が問題かというと、いじめている子が心の底から反省していないということです。「格好だけ反省しているように見せておけば良いや」と思わせてしまうとせっかくいただいた対話の時間も無駄になってしまいます。いじめをやめさせる叱り方は、いじめている子供に自ら反省をさせるということです。

いじめている子を反省させる方法

先ほど感情論に任せて怒ってはいけないと書きました。ではどのように怒るかというと、あなたの気持ちを素直に伝えて「対話」していきます。その中でいじめている子が自ら反省していくようにさせるのです。「あなたの気持ち」とはあなたの息子がいじめられている状況がとっても悲しい、辛い、でもどうすれば良いかわからないジレンマがある、などと言った本当に正直なあなたの思っていることです。

まずは「私は〇〇がいじめられているのを知って××だと思っているの」という切り口から話を始めます。

例えば「私ね、ケン(あなたのお子様の名前)がいじめられてるって知って頭の中が真っ白になったわ…」と言った感じです。

当然のことながらいじめている子たちはびっくりします。怒られると思って身構えてきたにもかかわらず、小さなゆっくりとした声で語りかけられるからです。

小さなゆっくりとした声にすることで、怒鳴り散らす可能性が劇的に低くなります。

もしも怒ってしまいそうになった時は6秒だけ心の中で待ってください。怒りの感情はたったの6秒しか持ちません。なのでその時間を通り越すと怒る必要は無くなります。

またいじめられている子供たちに対して「なんでいじめなんかをしたの?」「謝りなさい!」「反省しているのか?反省しなさい!」と言ったコドバは厳禁です。これらは自発的に反省を促すのではなく、強制的に反省を促すコトバだからです。

一通りあなたの今まで思ってきた気持ちを伝えることができたら、次に「もしも〜なら」という形で対話を進めていきます。主体をいじめている子供たちにおいて話していきます。

「もし〇〇君のお母さんが職場でみんなから叩かれたり殴られたりしながらお仕事をしていたらどう思う?それでも君のために一生懸命我慢してお金を稼いでくれているんだよ?家では本当に何事もなかったかのように振る舞うお母さん、すごいと思わない?」

このようにただ単にいじめられているのではなく、君のために何かをやっていじめられているなどと言った、いじめられている子供たちとのなんらかの関係性のあるストーリーを作って話すと実感が湧きます。

このストーリーを話した後5分程度何も話さないでいてください。静かな時間を作ることで様々な思いにさせることができます。

「あぁ、申し訳なかったな」

「お母さんがもしされていたら自分はどうするだろう?」などと言った感情が自然と湧いてきます。そしてさらに進むと、こんなにも辛い思いをしていたんだと分かって、本当に申し訳なく思うようになります。そしてこの後きちんと本人から自ら謝るでしょう。

いじめている子供たちにすぐに謝らせてはいけない

申し訳ない感情が出てくれば、謝るのは当然の行動です。しかしここで謝らせてしまうと、すぐにいじめている子供たちはすっきりしてしまいます。自分の中のモヤモヤしたなんとも言えないものから逃れることができるからです。

このときに「2日後に謝るなら謝ってね」などと謝る時期を今すぐにしないことで、このモヤモヤ感が2日間も続きます。その間ずっといじめている子供たちは「申し訳ない、今までいじめていた子はなんと思っているだろうか」などと考えます。

これこそがもう二度といじめさせない最大のポイントです。いじめている子供たちにも謝れないという辛い状況を課せることで、いじめられている子の気持ちを体験してもらうのです。これをすることでさらにいじめを解決できる可能性が上がります。

まとめ

いじめている子供たちは相手のキモチを知らずにいじめています。そのような中で自分が相手の立場に立って物事を考えるという経験をすることで、これ以降も相手の立場に立って考えるとうことができるようになるかもしれません。そのような考え方を身につけさせることでいじめをやめさせることができます。

この方法は初めはとても難しいです。しかしこれを日々の生活の中であなたのお子様に対して使っていくなどしているうちにいつの間にかできるようになっています。あなたがこの方法を使っていじめを解決できた!と喜んでいただけるととても嬉しいです。